
花魁遊戯~夜の蜜に甘く濡れる~
作者:あづみ悠羽、朝陽ゆりね
12話/2巻
花魁遊戯(おいらんゆうぎ)~夜の蜜に甘く濡れる~は、電子書籍サイト「まんがこっち」で無料立ち読みできます。
以下では、花魁遊戯~夜の蜜に甘く濡れる~のあらすじや登場人物の紹介、読んだ感想を記します。
花魁遊戯~夜の密に甘く濡れる~のあらすじ
「アイドルになる」
そう言い残し、消息不明になった妹を捜して、春奈は妹が面接を受けた芸能事務所を訪ねた。
そこには黒い噂がある。
「カジノ特区パラデュームにタレントを横流ししている」という噂が。
パラデュームとは、カジノ特区として作られた新シティ。
世界から訪れる観光客、主にセレブを楽しませる街。
詳しいことは謎。
芸能事務所の社長に妹・秋奈のことを聞くが、知らないと言われて相手にされない。
しかし、事務所を出てすぐ、秋奈から電話がかかってくる。
「うまくやってるから、捜さないで」と。
おまけに「迷惑だ」とも言ってきたので、芸能事務所と何かつながりがあると直感した春奈は、もう一度社長に会って直談判。
根負けした社長は、パラデュームの連絡先を教える。
パラデュームへ行って通された先は、まるで時代劇で見るような吉原そっくりの遊郭。
そこで眠らされた春奈は、見ず知らずの男に犯されてしまう。
その男から、秋奈のことを聞かされる春奈。
「妹は帰らない。落籍額は1億円。オマエの妹は、まだ1億円に届いていない」
言われている意味がわからず、呆然とする春奈。
そんな春奈の前に、探し求めていた秋奈が現れる。
「落籍するつもりないの」
一方的に秋奈にそう告げられるが、春奈は黙っていない。
1億稼ぐにはどうすればいいか秋奈に聞くが、答える前に見知らぬセレブの中年男が現れる。
秋奈から「皇帝」と呼ばれる男は春奈に『1億稼ぐ方法』を話す。
それは、ここプラチナ・パラデュームで、身体を売ること。
秋奈を落籍させたい春奈は、身体を売ることを決意する。
花魁遊戯~夜の密に甘く濡れる~の登場人物
保坂春奈
消息不明になった妹を捜して、東京へやってきた。非常に打たれ強い。
保坂秋奈
春奈の双子の妹。優しい性格だったが、パラデュームですっかり人が変わってしまった。
花魁遊戯~夜の密に甘く濡れる~の感想
設定は面白いのですが、カジノ特区であるパラデューム自体の説明が雑。
これではおもしろみが半減(´・ω・`)
こんな雑でいいの?と思いましたよ。
図解にすればいいのにね。
わからないことが多くて先を読みのが楽しみになるのですが、進んでいくとわからなくなって、また戻って読むという、非常にストレスの溜まる読み方になってしまう気がします。
いや、ほんと。
説明が多すぎると嫌になるのですが「なぜ?」(伏線と言えばいいのでしょうが)の部分を多く散りばめられすぎると、回収に苦労する気がしますよ^^;
秋奈が落籍したがらない理由が、全く見えないこと。
春奈を犯した男は何者なのか。
パラデュームの中身や、遊郭(プラチナと呼ばれる)のことなどなど。
老婆心ながら、散りばめられた「なぜ?」の部分を回収しきれるのか、
非常に心配です。
完結しているようなので、気になったら是非。