
ピンクの契約書♂にサインします!
作者:姫なっつん
64話/20巻まで公開中
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以下では、ピンクの契約書♂にサインします!のあらすじや登場人物の紹介、読んだ感想を記します。
ピンクの契約書♂にサインします!のあらすじ
女性の喘ぎ声と荒い息づかいが響く専務室。
「や、やめてください専務」
「俺が内定出してあげたのに、そんなこと言うんだ。今日は味見だけだから」
専務に胸を集中的にいじられている女性は、白崎百々花。
初出社ですぐ専務室に呼び出され、上記のような状況になっている。
東京で『こじゃれたOL』に憧れ夢見ている百々花は、就活に励んでいたが、不景気のせいかなかなか内定はもらえない。
そんな中、記念エントリーした会社で、なぜかというか無事というか、内定をもらう。
一部上場超大手商事会社だから、もちろん大喜び。
初出社の日にすぐ、専務に呼び出される。
専務室の主に、百々花は見覚えがあった。
二次面接のとき、おじさんたちにまじってたイケメン。
まさか、専務だと思わなかったと思っていると、専務は「お茶入れて」と頼むようなノリで…
「じゃあ、乳首見せて?」
え??
言われたことが突飛すぎて、頭がついていかない百々花。
そうと見た専務は、制服のボタンを次々と外していく。
なんでも、面接の時にブラウスの胸元のボタンが取れていたらしく、胸の谷間がよく見えて、その先っぽがどんな形でどんな色か気になって仕方なくなって、内定を出したらしい。
百々花は当然逃げようとするが、専務はクビをちらつかせて抵抗できなくさせてしまう。
それでも、なんとか専務の手から逃れた百々花は、課長にセクハラされたと訴えるが、返ってきた言葉は、予想の遥か斜め上を行くものだった。
「当然だ。それが君の仕事だからな」
今、なんて??
課長が語った、総務部二課の正体。
通称セクハラ課。
「社員の労働意欲」を掻き立てるという視点から、あえてセクハラを取り入れ、企業コンプライアンスを抜本的に見直した改革。
配属されている女子社員は、特別待遇。
配属希望者も非常に多いという。
過去全員が役員かエリート社員を射止めて、早期寿退社という実績もある。
玉の輿、超乗りたいけど…やっぱりいやーーーーーーー!!!
ピンクの契約書♂にサインします!の登場人物
白崎百々花
短大を卒業したばかりの社会人1年目。『こじゃれたOL』に憧れ夢見ている、どこにでもいそうなタイプ。もちろん、玉の輿にも乗りたい。
神音課長
百々花の上司にあたる、総務部二課の課長。眼鏡が似合う大人系イケメンで、百々花にとってどストライク。冷徹で仕事に対して忠実。
専務
百々花の採用を決めた張本人。華やかな雰囲気をもつイケメン。ノリが軽いお坊ちゃまで、3P、青姦好きの変態。
ピンクの契約書♂にサインします!の感想
セクハラ課が現実にあって会社に対して訴えを起こしたら、人権派の弁護士が大喜びで食いつきそう(笑)。そんな設定。
『セクハラ』で、よくここまで設定作ったなーと思いました。
ぶっとび度合いがハンパなかったので、セクハラ課の解説で爆笑。
TLでこんなに笑ったの、初めて(*´∀`*)
専務が内定を出した理由も、度肝抜かれました。
ただの変態やん(笑)。課長も変態って、言ってるけど。
百々花は、おしゃれな生活を夢見ているだけの普通の人。
ついでに、玉の輿も夢見ています。これもよくある。
セクハラが公然と認められている部署に配属されたら、そりゃ驚くだけですね。
初日で辞めたくなるのも、当然のことかと。
セクハラ課のメリットを課長から並べられて、ちょっとやる気になりそうな百々花見たら、クスッと笑えます。
自分の状況考えろって(;・∀・)
今後、百々花がどうなるのか、楽しみです。
キャラクターも話が進むにつれて、増えていきそうですし。
全く暗く描かれていないので、笑えます。
こういうコメディは大好きなので、とても楽しく読めました。
ツッコミ入れたくなるところ、多数ですがw