あいくるしいから壊したい【神寺千寿】無料立ち読み

あいくるしいから壊したい

あいくるしいから壊したい
作者:神寺千寿
37話完結

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以下では、あいくるしいから壊したいのあらすじや登場人物の紹介、読んだ感想を記します。

あいくるしいから壊したいのあらすじ

「なんであいつなんだよ…っ!」

劣情に駆られた義之は、ベッドに寝転ぶあゆみを捕まえ、何度もキスをする。

義之の手は指は、あゆみのカラダを無遠慮に這う。

「ダメだよ、おにいちゃん…!」

時は遡り…

義之の弁当を持って行く途中、あゆみは遠藤先生と出会う。

「仲良しだね。義之の弁当作ってるの、キミだろ?」

顔を真っ赤にして黙り込んでしまうと、先生は楽しそうに笑って去って行った。

そのとき、あゆみは先生がコンビニの袋を抱えているのを見つける。

お昼ご飯は、いつもコンビニのパンらしい。

その夜、あゆみは弁当を作り始めた。

出した弁当箱は3つ。

1つは、あゆみの分
1つは、義之の分
もう1つは、遠藤先生の分

そのことを知るはずもない義之は、「彼氏でもできたかー」とからかう。

あゆみはきっちり否定するが、義之は何か落ち着かない。

翌日、あゆみは先生にお弁当を渡す。

そのとき、自分が義之の弁当を作っていることを黙って置いて欲しいとお願いした。

義之は、あゆみが先生に弁当を渡しているところを、屋上から見ていたのだった。

嫉妬が心に渦巻いた義之は、先生のところへ乗り込む。

「あゆみにちょっかいを出すのは、やめて欲しい」と。

しかし、先生から返ってきた言葉は予想外のものだった。

「好きなんだ?」

空気が一瞬停止する。

その一瞬で先生は全てを悟ったらしく、こう続けた。

「僕は恋愛に対してけっこう柔軟だ。年の差とか気にしない方だしね。―でも、近親相姦は別だ。だから、あゆみちゃんは僕がもらおうと思ってます。彼女が戻れなくなる前に」

そんなのいやだ!

先生にあゆみを渡したくない一心で、あゆみは義之のことが純粋に好き。

そんな二人の心が交錯したとき、一線を越えてしまう。

「オレがおまえの初めての男だ…!!」

あいくるしいから壊したいの登場人物

橘あゆみ
忙しい両親に代わり、家事全般をこなす家庭的な女子高生。おとなしい性格。兄を『兄』としてでなく『男』として好き。

橘義之
あゆみの兄。あゆみとは同じ高校に通っている。あゆみ同様、妹のことを『妹』としてでなく『女』として好き。

遠藤先生
いろんな女子生徒にちょっかいを出している、チャラい先生。あゆみと義之の仲に気づいている。あゆみにとっては、つかみ所のない先生らしい。

あいくるしいから壊したいの感想

あゆみの心も身体もぐちゃぐちゃにする兄は最低です。

ついでに遠藤先生も何を考えているのかわかりません。

義之はあゆみのことが大好きなんですけど…若いせいでしょうね。

自分の心を全く律することができずに、無理矢理抱いてしまいました。

そんな二人の間で翻弄されているだけなのが、あゆみなんですよね。

なんというか…読んでいると義之と遠藤先生って「どっちも彼氏にしたくない」って思います。

好きになったら、手段選ばず手に入れたいのはわかりますけれど。

それにしても、もうちょい手段選んであげようよみたいな。

あゆみはおとなしいですが、かわいいので幸せになって欲しいです。

ていうか、幸せにしてあげて!

あいくるしいから壊したい
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